糸季の足元
広陵町にて、新しい靴下市、はじめます。
広陵町にある讃岐神社。 ご存知ですか? 詳細の歴史等は、人類の英知、wikipediaを御覧ください。 歴史があって、なんと竹取物語発祥の地とも言われる、素敵な神社です。 (そういえば、竹取物語の冒頭に、「さぬきのみやつこ」って出てきなような・・・。) (お決まりのドラゴンもいます。) 800年代の書物にも、記載があるようです。 実際に行ってみると、長い参道があって、管理の行き届いたきれいな本殿。 きっと誰でも、思いがけず気が引き締まります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そんな讃岐神社で、現在新しい企画を考えています。 それは、「新しい靴下市」を開催すること。 その靴下市は、安売りの、薄利多売のイベントではなく、各事業所が一番自身のある靴下を披露する、発表会のような位置付け。 私達工場と、靴下が好きなお客様とが直接対話する場所にしたい。 もし出来たら良いな、そう思って役場の方や同業者の皆様に話してみると、「おもしろそうだね」「いいじゃん、やりなよ」。 トントン拍子で、靴下市の開催が決定しました。 開催日時:2020年3月28日(土) 開催場所:讃岐神社(竹取公園の近く)...
広陵町にて、新しい靴下市、はじめます。
広陵町にある讃岐神社。 ご存知ですか? 詳細の歴史等は、人類の英知、wikipediaを御覧ください。 歴史があって、なんと竹取物語発祥の地とも言われる、素敵な神社です。 (そういえば、竹取物語の冒頭に、「さぬきのみやつこ」って出てきなような・・・。) (お決まりのドラゴンもいます。) 800年代の書物にも、記載があるようです。 実際に行ってみると、長い参道があって、管理の行き届いたきれいな本殿。 きっと誰でも、思いがけず気が引き締まります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そんな讃岐神社で、現在新しい企画を考えています。 それは、「新しい靴下市」を開催すること。 その靴下市は、安売りの、薄利多売のイベントではなく、各事業所が一番自身のある靴下を披露する、発表会のような位置付け。 私達工場と、靴下が好きなお客様とが直接対話する場所にしたい。 もし出来たら良いな、そう思って役場の方や同業者の皆様に話してみると、「おもしろそうだね」「いいじゃん、やりなよ」。 トントン拍子で、靴下市の開催が決定しました。 開催日時:2020年3月28日(土) 開催場所:讃岐神社(竹取公園の近く)...
彼の名はHoffmann - ブランド名の、ちょっとした由来 -
すっかり秋めいてきたこの頃ですが、ホフマンでは2020春夏商品のバイヤー様、ショップ様向け オーダー展示会を東京・大阪とで2週に渡り開催しました。さて。そもそも、ホフマンって?実は架空の人物がモデル。その名もホフマンさん。ブランド設立は25年前。そんなホフマンという架空の人物像のフルネームや出身地、趣味などなど、、具体的に描写した冊子まであるんです。この冊子を見ると設立当時のワクワク感や想いが伝わってきます。秋冬商品は、9月・10月・11月に分かれて本社工場より旅立ちます。糸季にもまた新たなラインナップが並びます!10月ラインナップ商品で人気なのはノルディック柄。東京事務所のデザイナーが試行錯誤を繰り返しながら図案化し、それを職人が編み立てる渾身の品です。 少し気は早く、クリスマスプレゼントにもオススメします。数に限りがございますのでお早めにお求めください!読んでいただきありがとうございます奈良県広陵町の靴下工場「ヤマヤ株式会社」より月数回、糸季へ納品に出没します。 ↑今年行われた、来春夏向け大阪展示会の様子 スタッフ mienne
彼の名はHoffmann - ブランド名の、ちょっとした由来 -
すっかり秋めいてきたこの頃ですが、ホフマンでは2020春夏商品のバイヤー様、ショップ様向け オーダー展示会を東京・大阪とで2週に渡り開催しました。さて。そもそも、ホフマンって?実は架空の人物がモデル。その名もホフマンさん。ブランド設立は25年前。そんなホフマンという架空の人物像のフルネームや出身地、趣味などなど、、具体的に描写した冊子まであるんです。この冊子を見ると設立当時のワクワク感や想いが伝わってきます。秋冬商品は、9月・10月・11月に分かれて本社工場より旅立ちます。糸季にもまた新たなラインナップが並びます!10月ラインナップ商品で人気なのはノルディック柄。東京事務所のデザイナーが試行錯誤を繰り返しながら図案化し、それを職人が編み立てる渾身の品です。 少し気は早く、クリスマスプレゼントにもオススメします。数に限りがございますのでお早めにお求めください!読んでいただきありがとうございます奈良県広陵町の靴下工場「ヤマヤ株式会社」より月数回、糸季へ納品に出没します。 ↑今年行われた、来春夏向け大阪展示会の様子 スタッフ mienne
”マル秘計画”始動中@広陵町の靴下工場から
現在、糸季を運営している広陵町のヤマヤ株式会社では、あるプロジェクトを計画中です。 その内容は、「産地である広陵町に靴下専門店を開くこと」! 産地なのに買えないという課題の解決に取り組みます。 せっかくなので、ものづくりの現場のライブ感を伝えられるような、他の店舗とは違う楽しみがあるお店にしたい。 とはいえ立地は、広陵町の辺鄙な場所。 ↑広陵町の街の様子。私の家の近くの道です(笑) 仕掛け作りを日々考えています。 例えば「靴下作りにチャレンジできる工場体験」とか「靴下模様をモチーフにした横断歩道」とか「靴下柄にジャックされた町内バスが走る光景」とか、、、。 わくわくしませんか? 来年の春にはオープンしてやろうと計画中です。 広陵町の靴下産業が少し変わるきっかけになるのではと自負しています。 皆様、思いつきがありましたら、是非アドバイス頂ければと思います。 広陵町に多くの靴下好きが集まってくる世界を創りたい。 今の私の夢です。 野村泰嵩
”マル秘計画”始動中@広陵町の靴下工場から
現在、糸季を運営している広陵町のヤマヤ株式会社では、あるプロジェクトを計画中です。 その内容は、「産地である広陵町に靴下専門店を開くこと」! 産地なのに買えないという課題の解決に取り組みます。 せっかくなので、ものづくりの現場のライブ感を伝えられるような、他の店舗とは違う楽しみがあるお店にしたい。 とはいえ立地は、広陵町の辺鄙な場所。 ↑広陵町の街の様子。私の家の近くの道です(笑) 仕掛け作りを日々考えています。 例えば「靴下作りにチャレンジできる工場体験」とか「靴下模様をモチーフにした横断歩道」とか「靴下柄にジャックされた町内バスが走る光景」とか、、、。 わくわくしませんか? 来年の春にはオープンしてやろうと計画中です。 広陵町の靴下産業が少し変わるきっかけになるのではと自負しています。 皆様、思いつきがありましたら、是非アドバイス頂ければと思います。 広陵町に多くの靴下好きが集まってくる世界を創りたい。 今の私の夢です。 野村泰嵩
最近よく聞く「ファクトリーブラント」とは?
「ファクトリーブランド」といわゆる「ブランド」の違いは? 糸季で扱っている「オーガニックガーデン(Organic Garden)」や「ホフマン(Hoffmann)」はファクトリーブランドです。 . 「ファクトリーブランド」って? まずは通常の「ブランド」の説明から。 通常、ブランドとはデザイナー(例えばディオールのクリスチャン・ディオールとか、コムデギャルソンの川久保玲さんとかです)が主導で作る商品のコレクションが示す一定の方向性を指します。 . あるいは、ライセンスブランドというものもあります。海外の著名デザイナーの活動を聞きつけた日本の商社や小売店などが、マージンを支払って日本国内でのブランド使用許可を得て行うビジネスモデルです。何れにせよ案外ものづくりからは遠く、工場は「職先」「下請け」といった印象が強いでしょうか。 ファクトリーブランドは何が違うの? ファクトリーブランドとは、 端的に言うと工場発のブランドです。ものづくりの現場から生まれたブランドとも言い換えられるでしょう。 実際に作る人がデザインして販売する、ある意味素直な流れのように感じますが、日本には商流という言葉があり、「メーカー」「卸」「商社」「小売店」など、たくさんの中間媒体が存在します。長い歴史の中で、それぞれの仕事が細分化され、工場の仕事は”言われたものを作ること”と定義されるようになってきました。 . しかし、実際にものを作るだけでは面白くない。やはり直接お客様に届けたいし、作り手にもフォーカスが当たるような形で販売したい。そういった考えで生まれたのがファクトリーブランドです。工場で働く職人さんも直接デザインにも関わるので、「取引先さんはあんまりしないけど、こんな糸使いはどう?」「ここはこうした方が機能的だよ」などの意見が直接得られます。そうして出来た靴下は、ものづくりの現場に近いプロダクトです。一流ブランドのロゴは付いていないですが、詰められた現場の思いはひとしおです。 . 実は、海外の一流ブランドはファクトリーブランドばかりです。ルイヴィトンやグッチもそうですね。もともと創業者はクラフトマンです。日本ではあまり多くなく、ぱっと思い浮かぶ「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」などは小売店スタートです。理由としては、元来作り手=職人さんの地位が日本は海外に比べると低かったことにも起因してそうです。 . . 話がそれてしまいましたが、お客様から見たファクトリーブランドの良い特徴は、価格が適正であることも大事なポイントですね。素材・デザイン・価格、選ぶ要素は多いですが、ぜひ一度弊社のファクトリーブランドの商品も手にとって見て下さい。 ありがとうございました。 野村ヤスタカ
最近よく聞く「ファクトリーブラント」とは?
「ファクトリーブランド」といわゆる「ブランド」の違いは? 糸季で扱っている「オーガニックガーデン(Organic Garden)」や「ホフマン(Hoffmann)」はファクトリーブランドです。 . 「ファクトリーブランド」って? まずは通常の「ブランド」の説明から。 通常、ブランドとはデザイナー(例えばディオールのクリスチャン・ディオールとか、コムデギャルソンの川久保玲さんとかです)が主導で作る商品のコレクションが示す一定の方向性を指します。 . あるいは、ライセンスブランドというものもあります。海外の著名デザイナーの活動を聞きつけた日本の商社や小売店などが、マージンを支払って日本国内でのブランド使用許可を得て行うビジネスモデルです。何れにせよ案外ものづくりからは遠く、工場は「職先」「下請け」といった印象が強いでしょうか。 ファクトリーブランドは何が違うの? ファクトリーブランドとは、 端的に言うと工場発のブランドです。ものづくりの現場から生まれたブランドとも言い換えられるでしょう。 実際に作る人がデザインして販売する、ある意味素直な流れのように感じますが、日本には商流という言葉があり、「メーカー」「卸」「商社」「小売店」など、たくさんの中間媒体が存在します。長い歴史の中で、それぞれの仕事が細分化され、工場の仕事は”言われたものを作ること”と定義されるようになってきました。 . しかし、実際にものを作るだけでは面白くない。やはり直接お客様に届けたいし、作り手にもフォーカスが当たるような形で販売したい。そういった考えで生まれたのがファクトリーブランドです。工場で働く職人さんも直接デザインにも関わるので、「取引先さんはあんまりしないけど、こんな糸使いはどう?」「ここはこうした方が機能的だよ」などの意見が直接得られます。そうして出来た靴下は、ものづくりの現場に近いプロダクトです。一流ブランドのロゴは付いていないですが、詰められた現場の思いはひとしおです。 . 実は、海外の一流ブランドはファクトリーブランドばかりです。ルイヴィトンやグッチもそうですね。もともと創業者はクラフトマンです。日本ではあまり多くなく、ぱっと思い浮かぶ「ビームス」や「ユナイテッドアローズ」などは小売店スタートです。理由としては、元来作り手=職人さんの地位が日本は海外に比べると低かったことにも起因してそうです。 . . 話がそれてしまいましたが、お客様から見たファクトリーブランドの良い特徴は、価格が適正であることも大事なポイントですね。素材・デザイン・価格、選ぶ要素は多いですが、ぜひ一度弊社のファクトリーブランドの商品も手にとって見て下さい。 ありがとうございました。 野村ヤスタカ
ヤマヤ株式会社の歴史を少し紐解く
靴下の産地・広陵町のこと 奈良県の北西部に位置する広陵町。日本一の靴下の産地で、MADE IN JAPANにこだわった国産の靴下が多く生まれています。 靴下業界でいうと、日本のノースカロライナ。 あるいはジーンズストリートなどで有名な、デニム業界の岡山の児島が近いです。 . ヤマヤの歴史 糸季の運営工場の「ヤマヤ株式会社」は、その広陵町に位置する靴下工場です。 創業以降はキャラクターものや海外ライセンスのブランド商材を大量生産し売上は好調でしたが、海外製の安価なものが輸入され始めると周りの工場と同樣に業績不振に陥ります。閉業を余儀なくされ、工場はストップする事態になりました。 . その後、産地を守りたいという従業員の思いから、少しずつ靴下作りを再開。価格競争に巻き込まれないように、海外や他社には真似できない商品を目指して日々試行錯誤に取り組みました。今ではオーガニックコットンやヤクなどの素材や縫製等にこだわった高品質な靴下を手がげ、有名ブランドと協業するまでになりました。 . 自社靴下ブランド「オーガニックガーデン」「ホフマン」の話 糸季で取り扱っている自社ブランドの「ORGANIC GARDEN」と「Hoffmann」は、ものづくりに一番近い立場から「素材」「染色」「縫製」「デザイン」に力を入れて育ててきたヤマヤの誇りです。 かっこいいロゴが付いた靴下とは異なりますが、足を通して頂くと(個人的には手にとっただけでも十分に伝わると思っています)包まれるような、温かみを感じて頂けると思っています。是非一度ならまちのお店に来て、触って頂ければと思います。オンラインストアでは、どのようにすれば靴下の良さが少しでも伝わるのか、考え中です。 . . 本日は以上です。 読んで頂き、ありがとうございました。 野村ヤスタカ
ヤマヤ株式会社の歴史を少し紐解く
靴下の産地・広陵町のこと 奈良県の北西部に位置する広陵町。日本一の靴下の産地で、MADE IN JAPANにこだわった国産の靴下が多く生まれています。 靴下業界でいうと、日本のノースカロライナ。 あるいはジーンズストリートなどで有名な、デニム業界の岡山の児島が近いです。 . ヤマヤの歴史 糸季の運営工場の「ヤマヤ株式会社」は、その広陵町に位置する靴下工場です。 創業以降はキャラクターものや海外ライセンスのブランド商材を大量生産し売上は好調でしたが、海外製の安価なものが輸入され始めると周りの工場と同樣に業績不振に陥ります。閉業を余儀なくされ、工場はストップする事態になりました。 . その後、産地を守りたいという従業員の思いから、少しずつ靴下作りを再開。価格競争に巻き込まれないように、海外や他社には真似できない商品を目指して日々試行錯誤に取り組みました。今ではオーガニックコットンやヤクなどの素材や縫製等にこだわった高品質な靴下を手がげ、有名ブランドと協業するまでになりました。 . 自社靴下ブランド「オーガニックガーデン」「ホフマン」の話 糸季で取り扱っている自社ブランドの「ORGANIC GARDEN」と「Hoffmann」は、ものづくりに一番近い立場から「素材」「染色」「縫製」「デザイン」に力を入れて育ててきたヤマヤの誇りです。 かっこいいロゴが付いた靴下とは異なりますが、足を通して頂くと(個人的には手にとっただけでも十分に伝わると思っています)包まれるような、温かみを感じて頂けると思っています。是非一度ならまちのお店に来て、触って頂ければと思います。オンラインストアでは、どのようにすれば靴下の良さが少しでも伝わるのか、考え中です。 . . 本日は以上です。 読んで頂き、ありがとうございました。 野村ヤスタカ