オーガニックコットンにこだわり続ける高井ニット
靴下の町・広陵町の隣、大和高田市にある高井ニット。
オーガニックガーデンのブランドを構成する5社のうち、高井ニットさんはニットを担当してくださる会社です。ベビー関連アイテムが主で、オーガニックコットンを用いた、とても柔らかくやさしい肌触りが特徴です。OEM(相手先ブランド名での製造)では、だれもが知るような一流ブランドの商品を手がけます。
本日は新商品の企画についての相談のためにお伺いしましたが、またまた新規でとんでもない大企業との協業が予定されているとのこと。
こんな田んぼだらけの大和高田の外れから(失礼ですが…)と驚きます。
ニットを編む工場見学もさせて頂きました。
大和高田の(広陵町から見て)南より、田んぼの中にぽつんと社屋を構えます。
近隣は、学校用のニットメーカーなど、アパレルの産地です。
奈良とアパレル、未来のこと
奈良県は、つくづくアパレルの産地が多いです。
今は服好きの若者は、大阪や東京に出ていきますが、
(実は私もその一人でした)
でも、本来の意味でアパレル産業の醍醐味、ものづくりの面白さを味わえるのはきっと地方に散らばる産地です。ただ、後継者不足、人手不足は各社共通の悩みです。
いつかは、服好きの子供たちが、奈良でものづくりに関わり、デザインや企画を手がけるようなサイクルが生まれれば、盛り上がるだろう。
もっともっと、工場が魅力を発信して、地域の皆様にも認知して頂けるようにしていかなければと感じました。
糸季の運営元、ヤマヤも決意を新たにした一日でした。
野村ヤスタカ