そんなとき、おすすめしたいものが「冷えとり」そして「重ね履き靴下」です。
「冷えとり」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
一般的に、人は上半身の体温に比べて下半身の体温は低いのですが、下半身の温度がより低くなって温度差が激しくなると、いわゆる「冷えのぼせ」という状態になります。冷えを取るには、足元を重点的に温めて温度差をなくすことが効果的です。
「冷えを取る」とは、体の血流が良くなっている状態です。
血流が良くなると、酸素が体に行き届いて代謝が上がって体温が上がります。また、老廃物を適切に排出できるようになるので、むくみも改善されます。
そうすると体の免疫力もアップし、自律神経を整います。
このように「冷えとり」は様々な効能をもたらすため、近年非常に注目されている健康法です。
その「冷え取り」に効果的なのが、「重ね履き靴下」です。
単に靴下を重ねるだけではなくて、素材選びと形にポイントがあります。
- 1枚目はシルクの五本指を履く
- 2枚めはコットンの五本指を履く
- 3枚目はシルクの通常の形(先丸)靴下を履く
- 4枚目はよく伸びて締め付けない靴下を履く(コットンやウールなど天然素材ベースのもの)
シルクを一番目に履いて、シルク→コットン→シルク→コットン…と重ねていくことがポイントです。シルクは綿の1.5倍の吸水性に非常に優れているため、汗を良く吸います。
また、1枚目・2枚目は五本指を履くことで、指の間の汗もしっかり吸うことができ、蒸れも防ぐことができます。
【2枚目用】重ね履き用 綿100%のインナーソックス|8-8180
その上にシルクを重ねることでさらに保温性が増します。
【糸季限定】 3枚セットで履く、冷え取り重ね履きシルクのソックス
この上に、4枚目はお手持ちの靴下を重ねていただきます。
中に3枚重ねた上に履くので、よく伸びてしめつけない大きめサイズのものが良いです。
秋冬のおすすめは、パイルソックスです。コットンベースでふかふかとやわらかく、よく伸びます。
重ね履きの靴下は天然素材をベースとするためどうしても色柄ものが少ないイメージがありますが、Hoffmannの25-27cmサイズなら素材にこだわりつつ足元の華やぎます。
足元のボリュームが出てくるので、靴はいつもより大きめサイズのものを履いたり、紐靴なら少し紐をゆるく結んだり、サボや柔らかい革の靴などがおすすめです。
まずはお家にいる時間や、就寝時のみ試してみるのもおすすめです。
それだけでも十分、改善が期待できます。
たかが「冷え性」ではなく、体自身が私達に不健康のサインを出してくれているのかもしれません。足元から労ってあげてください。