工場のこと

 

【ヤマヤ株式会社 (奈良県広陵町 大正10年創業)】 

 奈良県・広陵町。日本一の靴下生産量を誇りますが、もともとは雨も少なく、稲作に向かないという環境で普及した産業です。
 町内を見渡すと、「仕上げ工場(アイロンがけ)「デカ箱(靴下を10足単位で詰めることができる箱)工場」「染色工場」など、周辺産業が発達しており、各社がつながって仕事を循環させており、古くは地域としても非常に活気が溢れる町の一つでした。しかし、戦後は安価な海外製品の台頭、また後継者不足等により、生産量は減少の一途を辿っております。
 ヤマヤ株式会社はそんな広陵町の一つの工場です。多くの工場が海外に拠点を移す中、奈良県に残りものづくりと向き合い続けました。工場の存続の危機にも直面し、一時は休業に追い込まれたこともございます。幾度の危機を乗り越え、今では高品質な素材の使用や高い職人の技術によって、日本を代表するようなブランドとのOEM(協業)やセレクトショップでの自社ブランドの販売に取り組ませて頂き、産地の誇りを胸に日々靴下作りに励んでおります。

 

【「Organic Garden」と「Hoffmann」】

 

 農薬や化学薬品の使用を控え、環境や身体にもやさしいオーガニックコットンを使用した商品を提案するブランドです。染料や仕上げ方法にもこだわり、肌の弱い方やお子様にも安心してご着用頂ける商品が揃っています。

 通常、靴下の原料となるコットンの生産には、農薬や枯葉剤が大量に使用されます。オーガニックコットンはそういったものは使用する事なく、手間と時間をかけて丁寧に育てられます。生産効率は決して良くないのですが、太陽の光をたっぷりと浴び、充分に成長してから収穫されるオーガニックコットンは一般の綿と比べ、空気層がしっかりと形成されており、吸収力や保湿力も高く季節を問わず心地良くお使い頂けます。

 

 

空想上の人物「Hoffmann(ホフマン)」をイメージにデザインされた、デザイン性や品質にこだわったブランドです。単色系の定番商品以外にも、シーズンごとの新しい柄や色合いの提案が多く、オーガニックガーデンと比べるとトレンドやファッション性を色濃く意識してデザインが進められています。