本藍染め
藍染めは、6世紀頃に中国から日本へ伝わったとされる、日本の暮らしに古くから根付く天然染色です。
藍染めに使われる植物は一種類ではなく、地域の気候や風土に合わせてさまざまな種類が用いられてきました。日本では主にタデ科の藍が使われています。
天然藍染めは、藍の葉を自然発酵させて「すくも」を作り、灰汁(あく)や、ふすま(小麦の外皮)、酒などの自然由来の材料を加えて発酵液を育て、空気に触れさせることで美しい藍色を生み出す「天然藍発酵建て」という伝統技法で染められます。
自然の力を活かして染め上げられた藍染めは、深みのある美しい色合いだけでなく、古くから消臭・防虫・抗菌性があるとされ、暮らしの中で親しまれてきました。
